土佐中・高等学校 創立百周年記念式典
11月18日、土佐中・高等学校 創立百周年記念式典に出席しました。
私は、現在の小村校長(当時は、広報部長)とともに百年委員会のメンバーでありました。先のことだと思っていたことが実現して、感慨深いものがあります。
生徒たち、保護者の皆様、卒業生の皆様、地域の皆様の力が結集してここまでこれたことは、土佐高校の校歌の一節である、「協力一致誓いして」の伝統の重みを思います。
真に社会に貢献できる人物の育成を目指している教育方針は、私の中でもいつの間にか根付いていて、世界で活躍するリーダーを育成すること、また、世界のリーダーたちが、身も心も整えて、再び活躍していただけるようにという願いを持って、株式会社AHLAを創業しました。
英会話ができることによって、普通では出会えない世界の人たちと話ができることがたくさんありました。例えば、ダンスの世界チャンピオンのお世話を一日させていただいたりとか、ビジネスで成功して人を案内したりとか。英語塾は、私が体験した喜びを他の人にも味わってほしいと願い、事業の一つになっています。現在、中学1年生から、71歳のシニアの方まで、それぞれのクラスで楽しんでくださっています。もう一度、鎌田先生に習いたいと言って通ってくれている、土佐高校生もいます。
マスク姿でしたが、教えた生徒たちが私をみつけて手を振ってくれた時は、しばし、教員の顔に戻っていました。土佐中・高等学校での教員生活28年と、中学、高校生活の6年を合わせての34年間、土佐校の学び舎に通いました。丁度、私の人生の半分です。そして、土佐高校の百年の三分の一にあたります。今まで、恵まれた環境で過ごさせていただきましたので、これからは、世の中で役立つ人になろうと、皆様に幸せをつかんでいただこうと、決心を固めた一日となりました。
鎌田圭子(宜妙)